どうも!悩めるビジネスマンでおなじみのメランコリーです。
さて、今回はパワハラで苦しんでいるあなたの心を一瞬で軽くするというテーマで書きます。
結論から言います。パワハラを解決する方法はあります。実際私は自力で乗り越えました。安心してください。この記事を読み終える頃には少し前向きになってもらえたら幸いです。
仕事は「誰とするか」が一番重要
さて、あなたは仕事に何を求めるでしょうか。
日中は仕事に集中して、少しの達成感を得て、家では一切仕事のことは考えずに過ごしたい。給料はそこまで高くなくてもいいから、日々、安心して働きたいだけ。
サボるつもりもないし、真面目に働くから、最低限気持ちよく働ける人間関係が欲しい。そう思ってませんか。
私がそうでした。仕事で大切なのは「何をするか、よりも誰とするか」ですからね。
どうすればその環境が手に入るのかを考えてみたいと思います。
パワハラは誰にも相談できない
パワハラって本当に辛い…。誰に相談することもできず、したところで「気にするなとか」「仕事辞めちゃえば」などそれができたら悩まねぇよ的なお気楽アドバイスをされるだけなのでまったく参考にならない。
私も悩んでいました。夜寝る前や毎朝、また嫌味を言われたり作った資料をボロクソにけなされたり、同僚と比べられて貶められたり、仲間外れにされたり…妄想が膨らんで、電車に飛び込む人の気持ちが理解できてしまう日々でした。
しかし、ジッと耐えるしか選択肢がなかった私はまさに八方塞がりな気分に陥っていました。
思い出すのも辛いですが、もしあなたも似たような状況であれば、本当に毎日お疲れ様です。よくここまで頑張ってきました。
辛い思いを抱えながら先の見えない状態で仕事をする、と言うのは想像以上に大変なことです。
休日も楽しめず、友達と会う気もしない。家族や恋人に相談も出来ない。これが続くなら生きていく自信がない。そんな感情に支配されてしまいます。
そんな日々をここまで続けてこれたこと自体もはや偉業ですよ。胸を張ってよいと思います。
私は今、あなたの心を1ミリでも軽くしたくてこの記事を書いています。少しだけ長いですが、良かったらお付き合いください。
パワハラは健康を害する
まず、パワハラは健康を害します。これを心に刻んでください。辛い思いをしていると言うことは日々自分の健康な細胞が死んで行っている思ってください。だって実際そうですから。
心配ごとに心が支配されると、思った以上に身体にダメージを与えます。私の場合、心臓をやられました。パワハラを受けてから3ヶ月ほど経過した時から、心臓に刺すような痛みが出るようになったのです。
以降、ストレスがかかると心臓が痛むようになってしまいました。循環器内科で診察を受けましたが、治療は必要ないと言われました。原因は不明だと言われました。
また、ある時全身に謎の蕁麻疹のような発疹が出ました。こんなことは初めてでした。ダニ刺されでもなく、皮膚科で血液検査をしたものの、こちらも原因は不明。
しかし原因は明らかにパワハラによるストレスだと確信しています。
ストレスによる病気はどこに症状が出るかハッキリしないことが多く、診断も難しいのです。このままでは本当に、確実に寿命が縮まるな、と感じました。
なので、パワハラは我慢すればいいとかそう言うレベルではありません。今後の人生を左右する重大な事件です。
パワハラする人の共通点
パワハラする人って共通点があると思いませんか。私が今まで見てきた中で言えばあります。
○パワハラする本人はめちゃくちゃ仕事が出来る。頭が切れる。
○口は悪いが言っていることは正論
○パワハラする相手を選ぶ。言い返してきそうな相手にはしない。
○アメとムチを使い分ける。直接1対1の面談をすると急に優しくなったり。
いわゆるサイコパスです。サイコパスに気に入られた場合はなんとかやっていけるもんですが、ターゲットに認定された場合はもう地獄の日々が始まります。コレ、私も色々サイコパス対策を考えました。「媚を売る」「強気でいく」「テキパキ動いて有能感をアピールする」。
サラリーマン生活は運に左右される
結論、関係ないわ。運ですわ。もちろん、仕事で天才的な切れ味を発揮するタイプならサイコパスは何も言ってこないでしょう。ただ、この記事を読んでいるあなたは多分そう言うタイプではないと考えています。
あなたは相手の気持ちを読みすぎて、あとで後悔しまくったり、自分に自信がなくて、意見を強く主張できない、もしくはしたくもないというタイプではないですか?
私もそうですが、その場合、パワハラに合うかどうかは「運」が大きな要素を占めています。
では、諦めるしかないのかというとそうではありません。
あなたの職場は命を賭けるほどの価値があるのか
私の職場でもパワハラの被害にあって、自殺してしまった人がいます。しかし、パワハラの加害者側は今も普通に管理職として働いています。
コレ、よくありますよね。ハッキリ言ってそんなヤツを管理職にしている会社側がバカなんですよね。
まず、あなたが今勤めている職場は、あなたの命をかけてまで勤め上げる価値があるでしょうか。
もしあなたに今、3億円の現金が手に入ったらその仕事辞めますよね。ということは生きがいでもなんでもなく、お金のために働いているということです。
私もそうでしたが、あなたは今とてつもなく視野が狭くなっているはずです。辞めたら生活できない…スキルもないし転職なんかこの歳でできるわけない…とか考えていることでしょう。
パワハラを乗り越える方法は二つ
あなたがパワハラから解放されて、生き残る方法は二つあります。
一つは、自分自身を変えること。もう一つは環境を変えること。この二つのどちらかしかありません。
順番に解説したいと思います。
まず、「自分自身を変えること」からです。
自分自身を変えると言っても、いきなり仕事ができる人になるとか、そういう無理なことではなく、考え方を転換するということです。
とりあえず今、精神的に病まないためにはどうすれば良いか。今この瞬間の辛い気持ちをどう整理すればいいか。それは考え方を変えることで達成できます。
精神的に病んだらおしまいです。心療内科に通うようになってしまったら完全に復活するのに多大な労力と時間を要します。新たに生命保険にも入れなくなるんですよ!それはあまりにもバカバカしい。
今すぐ次に説明する考えに転換してください。
自分を変えるその1:まず人事評価を捨てる
私は考えました。なぜパワハラを受けて辛いのかと。それは「仕事で評価されなければならない」という意識が根本にあるからです。
それは社会人として当たり前のことだろう、思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。「評価されなければいけない」と思っているのは他人から認められたい、という思いがあるからなのです。
ということは、他人から認められなくても良い、と考えられたらパワハラの苦しみは減るのではないか。と考えました。
なので、わたしは人事評価を捨てました。「人事評価のために仕事を頑張る」その考えが私たちを苦しめているのだとわかったからです。おかげで仕事に行く気持ちがかなりラクになりました。
パワハラで寿命を縮めるか、人事評価を捨てるか、どちらをとりますか?
人事評価が平均以下だろうがどうでもいいではないですか。どうせ会社はそう簡単にクビにはできません。
ありのままのあなたでいると決意しましょう。
他人から評価されるために仕事をしない、と決めた時点で心が軽くなりませんか?
自分を変えるその2:自分評価基準を作る
ただ、他人からの評価を気にしない、というだけでは不十分です。それではただの破天荒なヤツですからね。次に決めるべきは「自分の評価基準」です。他人の評価を気にしない、代わりに自分は何で満足を得るのか。
要は自分は何のために仕事をしているのか、果ては何のために生きているか、です。
自分ですぐには思いつかないよ、という方はこう決めてください。
「学ぶため」「他者貢献のため」に働く。
これを今からあなたの信念にしてください。明日から仕事に行くときは、サイコパス上司の機嫌を取るためではなく、何かを学ぶため、そして他者に貢献するために働くことを決めてください。
サイコパス野郎からの評価が下がろうが関係ありません。今日1日の満足度を決めるのはあなたです。
これまであなたは自分の能力を超える無茶な指示が来た時も「はい…わかりました」と答え、上司からの評価を下げないために思い悩み、大きな負荷とストレスがかかっていたことでしょう。
しかし、「学ぶため」「他者貢献のため」に働いているあなたなら何というでしょうか。
もしかすると言葉での返事は同じかもしれませんが、内面が違います。「ここから何を学べるかな?会社にいる時間を利用してスキルを身につけてやろう」「この仕事ができたらこういうお客さんが喜ぶだろうな」「他の社員がラクになるかな」となるはずです。
あなたの人生の目標は人事評価で良い評価を取ることですか?そんな小さいことにこだわっていたら死ぬときに絶対後悔します。
死ぬときに「他者貢献をしてきた」人ならばきっと満足して死ねるでしょう。
自分を磨くため、そして他者貢献をする場として職場を利用してください。表面上、日々やることは変わらないかもしれません。
しかし、1日の終わりの満足度は「どれだけ上司の評価を得たか」ではなくて「今日は何を学べたか、誰かに小さいことでも貢献できたか」で測るようになります。
これで良くないですか?
上司の目を気にして残業するのは明日からやめましょう。自分で決めた目標を達成したら勢い良く帰りましょう。
こう決めたらあなたはもう無敵ですね。
そしてこの本を読んでください。私の言っていることがわかってもらえると思います。この本に救われた人は日本中に数え切れないほどいるでしょう。名著です。
環境を変える:転職サイトに登録する(実際に転職しなくても良い)
最後の対策は、環境を変えること。そう、転職サイトに登録することです。これは実際に転職しなくても大丈夫です。自分の視界を広げるために登録するのです。今の職場が全てではありません。あなたを欲しがる会社は世の中にたくさんあるのです。
これで抜け出す準備をしておく、というだけで心にさらに余裕ができます。採用面接をダメモトで思い切って受けると良いでしょう。
環境を変える準備ができている、という状況を作っておきましょう。これでパワハラ対策は十分ですが、さらに確実な方法が残されています。それは今も今後も引く手数多なスキルを身に着けること。これ以上の対策はありません。
最強はプログラミングを学ぶこと
そして、さらに上を行くのがプログラミングを学ぶことです。
世の中の資格はいろいろありますが、IT分野の業界は間違いなく今後も拡大していきます。
例えば、社会保険労務士。今後AI技術などの進歩により仕事が無くなっていくと言われています。ソフトがあって必要事項を登録するだけでさまざまな申請ができるのであれば、お金を払って手続きを依頼する必要はないですよね。
転職するにしても、フリーランスで働くにしても、我々が死ぬまで需要が尽きないと思われるプログラミングが最強です。
趣味にも仕事にも活かせる無敵のスキルと言えるでしょう。また、プログラミングを学べば論理的思考力も身につくと言われています。
もし、プログラミングのスキルがあればかなり強気で職場と向き合えることは間違いありません。プログラミングを直接使用する職場でなくとも、簡単なExcelのマクロなんかが組めるようになれば一目置かれます。
私も最近学び始めましたが、奥深さと面白さに、もっと早く始めておけば良かったと後悔の念しかありません。
あの神You Tuberマコなり社長率いる株式会社divがプログラミングスクールを開講しています。マコなり社長の動画は私も大ファンですが、彼がやっている学校ならば間違いなく有益です。是非検討してみてください。
デザインで自分らしい人生を手に入れる。未経験のためのデザイナー養成スクール
できない自分を認めたくないから嫌な上司を作り出す
最後になりますが、私のバイブルの一つ、「嫌われる勇気」からの引用です。
その上司から認めてもらうことは、あなたが最優先で考えるべきことなのでしょうか。仕事とは、社内の人間から気に入られることではないはずです。
上司に疎まれているから仕事ができない。わたしの仕事がうまくいかないのは、あの上司のせいなのだ。そう語る人は「うまくいかない仕事」への口実として、上司の存在を持ち出している。
〜略〜
「できない自分を認めたくないから嫌な上司を作り出す」こちらは目的論的な発想になります。
上司を嫌ってるくせに、「上司に嫌われたくない」思いから仕事をしているから辛い。そして、自分の実力不足に正面から向き合わないから辛いのではないでしょうか。
自分を磨くことに集中する。私たちは学ぶために働いている
あなたは上司に嫌われないために仕事をしているわけではない。自分を磨くため、何かを学ぶために仕事をしているのです。そこだけに集中すればいい。
実力不足でも毎日ほんの少しずつ改善を心がけていれば、なんら恥じることはない。大勢の前で怒鳴られても関係ありません。何かを学ぶために働いているのです。短い人生、周りの目を気にしている暇はありません。
パワハラで苦しんでいる人はあなただけではありません。仲間は日本中、世界中にいますし、わたしも同じです。必ず乗り越える方法はあります。共に頑張りましょう。
コメント