どうも、世の中のサラリーマンのテンションアップのために活動しているメランコリーです!
今回は、離婚して絶望している人が、「とりあえず今すぐその絶望感を何とかする」がテーマです。
ふとした瞬間に訪れる絶望感
例えば、元妻との話し合いもついて、離婚することが決まって、手続きも終わって、客観的に見たら再スタートを切ればいいだけ。
それなのに、ふとした瞬間に絶望感に襲われる時ってありますよね。
私も離婚経験者なので、その気持ちすごく分かるんです。はっきり言って辛いです。
家族との楽しい思い出が蘇ってきたり、子どもも自分のことを忘れてしまうだろうと落ち込んだり、天涯孤独で死んでいくのか…と妄想が膨らんだり。
休日がメンタル的に一番危険
仕事中は気が張っているので、意外と大丈夫なんですよ。同僚には自虐ネタで笑いをとったり、余裕を振りまいてました。
ただ、問題は休日。前日の夜には「明日はあれをしよう」と色々考えていたはずなのに、朝起きて少しだけテレビを観ていたつもりが「あれ…もう昼過ぎだ…」と焦ります。
とりあえずスーパーとドラッグストアに買い物に出かけて帰ってくる。そしたらもうすぐ夕方…貴重な休日がもう終わってしまう。
外から親子の楽しそうな声が聞こえてきたり…
虚無感で死にそうになります。
解決策1:ウォーキング
わたしはそうなるのがイヤだったので、ショッピングに出かけたり、長距離ウォーキングをしていました。
結局、離婚した男が絶望を乗り越えるにはどうしたら良いかは下記の記事で書きました。ただし、根本的に解決するための中長期的な話です。
今すぐ絶望感をどうにかしたい時に、ウォーキングは絶望感を乗り越える一つの答えです。
歩くことで頭が空っぽになり、血流が良くなってヤル気が湧いてきます。ウォーキング後に飲むビールも美味しいし、疲れて悩みが浮かんでくる前に寝てしまいます。
歩いている間は全て忘れられる
ウォーキング途中でふらっとカフェに立ち寄ったり、コンビニでアイスを買って食べながら歩いたり…結婚していた頃とは違い、気ままに思いつきで行動できるから最高なんですよ。
しかも今はYou Tubeと言う強い味方がいます。ギガ数の問題はありますが、音楽だけでなく、ビジネス系など、耳だけで楽しめるものが増えてきました。
歩きながら聴くとこれまた効率的なんですよ。オススメです。
もしコレを読んでいる方で、ウォーキングができる状況ならば今すぐ試してみてください。色んなことをすぐに忘れることができますよ。
しかし、ウォーキングで一時的にスッキリはしても、考え方を整理しないと、すぐに絶望感が復活してしまうのです。
解決策2:読書その1「幸福優位 7つの法則」
次に絶望感の捉え方を整理するには「読書」です。本を読みまくって自分を高めるしかありません。
とりあえずすぐにこの絶望感をなんとかしたいときにオススメの本を紹介します。
まず一冊目は、「幸福優位 7つの法則」です。
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この本が主張していることは「成功したから幸せになるんじゃなくて、幸せだから成功する」ということです。
人は幸せでポジティブな気分のときに成功するのである。幸せが中心にあって、成功はその周りを回っているのだ。
人間の脳は普通の気分のときでもネガティブな気分のときでもなく、ポジティブな気分のときに最もよく働くようにできている、ということが証明されている。
著者のショーン・エイカー氏は大学教授であり、いろんな学生を見てきた中でこの法則に気づいたそうで、様々な角度からこれを検証しています。
私が特に心に響いた部分を紹介します。
ありがたかったことを3つ書き出すことで脳が変化する
まず、前提として脳は「思考を繰り返すことで変化」します。これが何を意味するかというと、ポジティブに考えることを繰り返していくと、脳がポジティブ脳に変化していくということ。
めちゃくちゃ単純化すると「ポジティブ脳=幸せ→成功」というわけですね。
脳が常にポジティブな面をスキャンしてそれに注目すると、最も重要な3つのツール「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができる。
そのためには、毎日寝る前に今日一日でありがたかったことを3つ書き出すこと。些細なことでもかまいません。ラーメンが美味しかったとか、店員さんの愛想が良かったとか、仕事で誰かに喜んでもらえたとか。
そうすることで脳が日常のポジティブな側面を見つけやすくなります。結果、ポジティブ思考に変わる、ということですね。実にわかりやすい。
また、起きた出来事をどう捉えるかが重要だと述べられています。
どんな辛いことがあっても、「自分はラッキーだった」と結論付けることができます。コップの水を見て、「後半分しかない」「半分もある」と二通り解釈できるのと同じです。
極端な話、仕事がある。目が見える。歩ける。健康だ。それを持たない人からしたらめちゃくちゃ幸せなわけですよ。
また、幸せに生きるためには、どんな困難にも必ず第三の道があることを認識せよと述べられています。
逆境はどんなものであれ、自分が想像するほど酷くはならない。なぜなら、ひどい結果を予想することによる恐怖は常に、結果そのものよりも悪いからだ。この人間心理の奇妙な性質を知っておくだけで、人生にはつきもののさまざまな不幸を、より楽観的に解釈できるようになる。だから職場で行き詰まったり、フラストレーションがたまったり、絶望感や無力感にとらわれたときは、いつも必ず上方へ向かう「第三の道」があるのだということを思い出そう。
超オススメの本です。人生観変わります。
解決策2:読書その2「反応しない練習」
もう一冊は、「反応しない練習」です。
こちらも仏教をベースに、目からウロコで誰もが納得の考え方を教えてくれます。
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この本が教えてくれる考えを、めちゃくちゃ端的に説明します。
人の悩みは「執着」から生じている。物事に執着しなければ、悩みなく生活することができる。
では、「執着」はどのようにして生まれるのか。それは、ある出来事(嬉しいことや悲しいこと)に「心が反応する」から生じる。
なぜそういう出来事に反応してしまうかというと、人間には欲求があり、それを求め続けてしまうからです。
じゃあ「求めるのをやめればよい」のですが、人間の性質上それは無理なので、まず「人間とは欲求を追求するものなのだ」と諦めよう。と言っています。
なので、せめて「無駄な心の反応はやめよう」というわけです。
お腹が減ったら食べたくなる。これは仕方ないですよね。そうではなくて、例えば「あの人に嫌われてるかも知れない」とか「もっと自分が我慢強かったら離婚していなかったのかも…」とか、考えても仕方のないことです。自分でコントロールできないものと言い換えてもよいでしょう。
無駄な心の反応をやめるためには「判断しない」こと
そういうことに心が反応しそうになった場合、どうすればよいのか。「自分を客観視する」ことです。
簡単に客観視する方法があります。紙に自分が今考えていることを書き出すことです。制限を設けずに、頭の中の声をそのまま書き出しましょう。
そうすることで自分の感情を客観視できるので、感情的に冷静になれて、無駄に悩まなくなります。
もう一つは判断しないこと。悩んでも仕方ない、自分のコントロールが及ばないことには良いも悪いも判断をしない。誰に何を言われても自分の価値を優れているとも劣っているとも判断するな、と本書では書かれています。
この本も自分を認め、客観視することで悩みから解放される、素晴らしい本です。
以上がとりあえず今すぐに絶望感から解放されるための具体的な手法です。
まとめ
まとめると、
ウォーキングを徹底的に楽しもう。カフェに寄ったり買い食いしたり、You Tubeで勉強したり。ウォーキングにはもうメリットしかない。
本を読もう。
「幸福優位7つの法則」
1日の終わりにその日のありがたかったことを3つ書き出そう。そうすることで脳がポジティブ脳に変化していく。
「反応しない練習」
執着が悩みを生む。無駄な心の反応をやめる。コントロールできないことは判断しない。
大丈夫です。辛くても必ず心おだやかに過ごせる日々は戻ってきます。
あなたに幸せが訪れますように。
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