どうも!日々サラリーマンの心を軽くするために活動しているメランコリーです。
さて、今回は顎関節症の話です。自分には無関係と思っている人もちょっと待ってください!
これらのいずれかに当てはまる方は、私の体験談が役に立つと思います。
無意識に歯を食いしばるクセが原因
さて、最近、ストレスなどが理由で「噛みしめ癖」がある人が増えているようです。起きている時や寝ているときなどに無意識に歯を食いしばってしまうという事ですね。
特に、PCを使った作業を日々している人に多いようです。PCに向かって集中していると、気づかないうちに力が入っていて、顎が疲れていることがありませんか?
それが原因で顎関節症になる人もいます。わたしもその一人です。
顎関節症の症状は主に3つ
顎関節症には主な症状が3点あります。「顎が痛む」「口が開かない」「口を開ける時に音が鳴る」です。
私の場合、3つ目の「口を開ける時に音が鳴る」が主な症状でした。また、歯医者などで大きく口を開ける時に真っ直ぐに開けられず、下顎が横にずれる、という症状もありました。
それだけならまだしも、さらに「奥歯が割れる」という恐ろしい体験もしました。しかも2本も…
一気に2本割ったわけではなく、1本ずつ、3年の間隔を空けてのことでした。1本目を割った時に学習しろよ、と言う感じですが笑
今となってはこうしておけば防げたなぁと思うこともあり、その予防法を皆さんにお知らせしておきたいのです。
奥歯が割れた経緯
いきなり前触れもなく割れたのではなく、まずは歯の痛みから始まりました。時々食事をしている時にズキーン!!と激痛が走り、しばらく持続する、ということを何度か繰り返しました…
流石におかしいと思い、歯医者に行ってレントゲンを撮るも「原因はわからないですねぇ」と言われてしまいます。しかも3件違う歯医者に行っても全員がそう言うのです。
その時には歯の内部にヒビが入っていたのでしょう。それで痛みが生じていたのですが、レントゲンではそこまでわからないので、歯医者も首を傾げていたと言うわけです(一人くらい分かってくれても良かったと思いますが…)。
原因は寝ている間の歯ぎしり!
とりあえず歯医者で処方されたロキソニンで痛みをごまかしていたのですが、ある時、食事中にパキッと言う音とともに、左上の奥歯に激痛が走りました。みるみるうちに歯茎が腫れてきて、歯医者に駆け込むことになりました。
結局、奥歯が割れていたことがわかりました。縦に真っ二つに割れてしまったので抜くしかありませんでした。歯医者さん曰く、原因は寝ている間の歯ぎしりではないか、という事でした。
確かにそれ以外に原因らしい原因は思い当たりませんでした。
夜中に歯ぎしりをしているかを見分ける方法2つ
夜に歯ぎしりをしているかどうかを判別する方法がいくつかあります。一つは、奥歯がすり減っていること。もう一つは、朝起きた時に、頬の内側に白い線が出来ていること。
もしそれらがある場合、夜の間に歯ぎしりをしている証拠です。ヤバイです。私と同じ運命を辿りますよ。
私がバカだったのは、一本めの奥歯が破壊された後にもう大丈夫だろうと安心して対策を怠ったことです…
3年後、全く同じ症状が出て、今度は右側の上の奥歯が破壊されたのです!幸い2本とも一番奥の歯だったため、特に食事には影響がないと言うことで、歯を抜いたまま特にインプラントなどの処置はしませんでした。
予防するにはマウスピースとマッサージ!
しかし、これが間の奥歯だったりしたら…通院と費用のことを考えると絶望しかありません。しかも、歯ぎしり・噛み締め癖の生で、エラが張ってしまい、ルックス的にも悪影響を及ぼしていることにも気づきました(まあルックスの悪さはそれだけが原因ではないんですが笑)。
では、これを予防するにはどうすれば良かったのか。実体験を踏まえて解説します。
結論から言うと、予防策は二つあります。
一つは夜寝る時にマウスピースを付けて寝ること。二つ目は顎のマッサージです。
マウスピースは市販のものがベストだった
マウスピースを手に入れる方法は二つあります。一つは市販のものも購入すること。もう一つは歯医者さんで歯型をとってもらい、自分専用のマウスピースを作ること。
わたしは両方試しました。誰に聞いても当然、歯医者さんで作ってもらうものが一番との答えが返ってくるでしょう。
しかし、私の経験からすると、その答えは逆でした。今は市販のものを使っています。
その理由を説明します。
歯医者で型をとって作ったものは逆効果に…
歯医者で作ってもらったものは、歯型を基にしたプラスチック製のマウスピースでした。作成期間は1週間くらいで、費用はトータルで五千円くらいかかりました。
自分の歯型を基にしているので、フィット感は当然バッチリです。もらったその日から使い始めましたが、翌朝、コレはイマイチだなぁと感じました。
結局歯にカバーをしているだけで、歯と歯の摩擦はなくなるだけで、食いしばりのクセは相変わらず軽減されません。顎の疲れは取れないんです。
3週間継続してつけてみましたが、良くなるどころかなぜか食いしばりが強くなってしまいました。エラの張りもより強調されてしまったような気もしました。
原因は、多分プラスチック製で材質が硬かったことと、フィット感がありすぎて、むしろ歯を食いしばりやすくなってしまったことだと思っています。
市販されているもので超オススメのマウスピース
結果、わたしは市販品にシフトしました。わたしが今使っているのがコレです。
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材質はゴムで柔らかく、歯の全体を覆うのではなく、前歯と両奥歯の3点のみをカバーする仕様。適度な厚みと弾力性のおかげではを食いしばりにくい構造になっています。
しかも、「型どり」が不要です!「型どり」って、お湯につけたりめんどくさいんですよね…
その点、このマウスピースならば届いたその瞬間から使えます。
コレをつけた翌日は口を大きく開けても「カチッ」という間接音がせず、顎の疲れがありません。
使い続けることで、顎関節症もエラの張りが軽減されてきました。
難点は耐久性
しかし難点が一つだけあって、それが耐久性です。ゴム製ということもあり、毎日つかって1ヶ月もすれば両奥歯の部分が破れてきます。
私の食いしばりが強いせいもありますが、耐久性という面では少々難があります。一箱に二つ入っているので、2ヶ月に一回は新たに購入しなければいけません。
ただ、それを考慮しても私はこちらをオススメします。一月あたり千円未満で顎関節症やエラ張りが軽減されるのであれば安いものです。
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マッサージは簡単!一日3分でOK
また、マッサージですが、やり方は3分くらいの時間で自宅でできる簡単なものです。
顎を脱力する
顔全体の力を抜いて顎を脱力してください。
手でグーを作る
両手を軽く握ってグーにします。
顎(エラ)に当てる
噛んだときに筋肉が盛り上がる部分にグーを当てます
上下にほぐすようにマッサージする
顎を脱力したまま筋肉をほぐすイメージで上下にマッサージします。口は半開きくらいで良いです。
これを1日3分、入浴時などにやってみてください。食いしばるクセやエラの張りが軽減されると思います。
以上が顎関節症とエラ張りの対処法です。自宅でできる方法なので、是非試してみてください。
奥歯が痛む場合は良い歯医者を事前に見つけておくこと
もし、奥歯が割れてしまった(しまいそう)な場合は、事前に歯医者に行っておいたほうが良いです。
割れたら痛みで耐えられないので放っておくことはないと思いますが、信頼できる先に歯医者を見つけておくほうが安心だからです。
本当に歯医者はヤブ医者が多いですよ…気をつけてください。
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